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ヒトの創造活動

チンパンジーが、洞察によって
棒を手の延長と考えたり、
空き箱を足場にして身長の延長として用いたことは、
私たちヒトの創造活動にも通じます。

 

チンパンジーの頭の中で「あっそうだ!」と、閃きがおきたことにより、
棒が手の延長になったり、空き箱が身長の延長になったりしました。

 

この洞察は、ヒトにおける創造活動にもつながります。

 

ピタゴラスは、ギリシアの街の敷石を見て、
あの有名な「ピタゴラスの定理」を発見したそうです。

 

また、ニュートンも、りんごが落ちるのを見て、
「万有引力の法則」を発見しました。

 

ピタゴラスもニュートンも、「あっそうだ!」
というひらめきによって、
新しい意味を発見したり、
隠れていたものを発見することができたのです。

 

アメリカの心理学者であるギルフォードは、
創造性を発揮するためには、
「流暢性(りゅうちょうせい/頭の回転の速さ)」、
「柔軟性(柔らかな頭で考えること)」、
「独創性(他人と違うことをするということ)」、
「具体性(夢のようなものではなく、具体性のある考え方)」
が、重要な特性であるとしてあげています。

 

このような思考を「拡散的思考(水平思考)」といい、
この思考活動は、知能のレベルに依存するというより、
「性格」に関連しているといわれています。

 

ヒトの学習能力にも、
「あっそうだ!」というひらめきが大切で、
創造性を発揮させることができる力を十分に引き出すことができるかどうかによって、
能力に差がでてきます。